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LSI Resume
May 8, 2026·1 min read

第二新卒の転職活動 2026:新卒3年以内のレジュメをATSに通すための実践ガイド

第二新卒は日本独自のキャリアステージで、企業の採用枠も独自に設けられています。けれども外資系や転職プラットフォーム経由の応募では、レジュメは ATS で評価されます。日本式の履歴書文化と、グローバルなレジュメ評価のあいだで何をどう書けばいいかを、エンジン別に解説します。

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「第二新卒」は日本特有の採用カテゴリーです。新卒3年以内に転職する若手を指し、企業側にも専用の採用枠があります。終身雇用が崩れた今、第二新卒で転職する人は珍しくなく、むしろ「最初の3年で動いた」というスタンスは2026年の労働市場ではポジティブに見られることが多くなっています。

ただし、第二新卒の応募ルートは多様で、それぞれ求められるレジュメの作り方が違います。新卒採用の延長で履歴書+職務経歴書を出すルート、外資系のATS - 応募者追跡システム経由のルート、転職エージェント経由のルート ― それぞれに最適化されたレジュメは形が違います。この記事では、特にATS経由(外資系・グローバル企業・スタートアップ)の応募で第二新卒が突破するための具体策を解説します。

第二新卒の応募ルートと、それぞれのレジュメ形式

ルート1: 日系大手の第二新卒枠

リクルートやマイナビ、Wantedly などの日系プラットフォーム経由。形式は履歴書(JIS規格)+職務経歴書。ATSはほぼ介在せず、人事担当者が直接読みます。このルートには本記事は当てはまりません。

ルート2: 外資系・グローバル企業の中途応募

Workday(コンサル、金融、製薬、IT大手)、Greenhouse(高成長テック)、Lever(中堅テック)経由。英文レジュメが必須で、ATSが第一審査をします。第二新卒であろうと中堅であろうと、ATSは年齢を見ません。経験の量を見ます。

ルート3: 日系スタートアップ・テック企業

LAPRAS、転職ドラフト、CareerSelect、ビズリーチなどに登録するルート。日本語のレジュメで応募しますが、最近の日系テック企業はWorkday Skills Cloud や Greenhouse の日本リージョン版を導入しており、部分的にATS化が進んでいます

この記事はルート2とルート3が対象です。

第二新卒が外資系ATSに出すレジュメで陥りやすい3つの罠

罠1: 経験不足を「成長意欲」で埋めようとする

新卒3年未満の経験で英文レジュメを書こうとすると、書くことが少なく感じます。多くの第二新卒はこの空白を「learning agility」「passionate about growth」「strong willingness to learn」のような soft skill 文言で埋めようとします。

これはATS的に最悪です。Workdayはこういった抽象的フレーズに語義マッチを与えません。Greenhouseのスコアリングはむしろペナルティを課します。何を学んだか、何をデリバーしたか、を具体的なテクノロジー名と数字で書くのが第二新卒レジュメの本筋です。

  • ❌ "Passionate about learning new technologies and growing as an engineer"
  • ✅ "Onboarded onto production Java/Spring monolith in 2 months; shipped 3 features in first 6 months"

罠2: 大学のサークル・アルバイトを「経験」セクションに入れる

日本の履歴書文化ではアルバイトやサークル活動が「自己PR」の素材になります。英文レジュメでは違います:

  • ✅ Experience セクション = 報酬を得たフルタイム/インターンの仕事
  • ✅ Projects セクション = 個人開発、オープンソース、卒業研究
  • ❌ Experience に「居酒屋アルバイト」を入れる(レーマン以下のスコア)
  • ❌ Experience に「サークル運営」を入れる(構造が壊れる)

ただし、意味のある活動は Projects に入れることができます。例えば、

  • ✅ Projects: "Tech lead — university entrepreneurship circle's hackathon team. 4 wins from 11 events. Stack: TypeScript, Next.js, Supabase."

これはATS的には立派な「実績」です。

罠3: 新卒で受けた研修を職務経験として誇張する

日本企業の新人研修(3-6ヶ月の集合研修+OJT)は世界的に長く充実しています。これを「3 years of software engineering experience」と書くと水増しになります。Greenhouseのリクルーターは Tokyo Office で何百もの第二新卒レジュメを見ているので、水増しは即座に見抜かれます

正直に書くほうが強いです:

  • ✅ "Joined Rakuten new grad cohort (2023). Completed 4-month Java/distributed systems training. Assigned to ad platform team in Aug 2023; shipped my first production code in Oct 2023."
  • ✅ Experience の bullet は配属後の仕事から書く

研修期間は学習活動として明示し、production work は production work として分けます。

第二新卒に最適なレジュメ構造

[Header]
氏名(英語)
東京 + 連絡先 + LinkedIn + GitHub

[Summary] — 2行
"Software engineer · 2 years post-grad · Java/Kotlin backend at consumer-internet scale (12M MAU) · seeking next-level engineering challenge in product or platform team"

[Experience]
1. 現職(または直近)— 配属後の仕事のみ
2. 新卒入社時の研修と最初の配属

[Projects]
個人開発 / オープンソース / 卒業研究 / インターンプロジェクト
※ Experience が薄い分、ここを厚くする

[Education]
大学 + 学位 + 卒業年(学業上の specialization があれば)

[Skills]
具体的な technology の flat list

[Languages]
日本語(ネイティブ)/ 英語(business level、TOEIC または資格スコア)

第二新卒が必ず Projects を充実させる理由

外資系のATSとリクルーターは、Experience の量が少ない第二新卒のレジュメを、Projects セクションで判断します。GitHub に commit history があるか、自発的に何かを build したか、技術ブログを書いているか — これらは「与えられた仕事をする人」と「自走する人」を区別する強力なシグナルです。

最低限揃えておくべきもの:

  1. GitHub アカウント — 過去2年間の commit history が公開されている
  2. 個人プロジェクトを1-2つ — small but complete (auth + DB + deploy までフル)
  3. 技術ブログまたは Zenn / Qiita 記事 — 5記事以上、ある程度の深さ

これらをレジュメの Projects セクションに URL 付きで載せます。Greenhouse と Lever はこの URL を follow してリクルーターに表示するので、実質的にレジュメの一部として読まれます。

数字を書く・抽出する

第二新卒のレジュメで「数字がない」のは致命傷です。配属後 1 年でも、書ける数字は必ずあります:

  • ✅ "Reduced API p95 latency from 320ms to 180ms in one quarter"
  • ✅ "Owned migration of 3 services from EC2 to ECS; cut deploy time from 18min to 4min"
  • ✅ "Deduped 12,000 daily error log entries by adding structured logging — saved on-call engineer ~4 hours/week"

数字がわからなければ、上司やシニアに聞きます。「先月の改善でレイテンシどれくらい下がりましたか?」と1分聞くだけで、レジュメの価値が10倍変わります。

第二新卒の年齢的アドバンテージを潰さない

英文レジュメには年齢を書きません。書く必要もありません。第二新卒であることは、卒業年から推察されます。「2023年新卒、現在2年目」という事実は Education の "B.S. 2023" でリクルーターには十分伝わります。

逆に「年齢: 25」と書くと、外資系のリクルーターは混乱します(なぜ年齢を書いた?)。書かないことが正解です。

試してみる

無料アナライザーで英文レジュメをアップロードすると、Workday・Greenhouse・Lever・Taleo・plain-text の5つのエンジンでのスコアと、各 bullet の品質採点が出ます。第二新卒のレジュメで多いのは Projects 不足が原因のスコア低下なので、Skills と Projects の充実度がスコアに直結します。

ブラウザ内で完結します(DevTools → Network で確認できます)。レジュメは私たちのサーバーには送信されません。

第二新卒の転職市場は2026年も活発です。最初の3年で動くこと自体は、もはやリスクではなくリターンです。レジュメをグローバル基準で書ければ、選択肢は格段に広がります。

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